Install-Software "WinGet"

Windowsに上にパッケージ管理ツール「WinGet」をインストール。

目次

はじめに

ここでは、WindowsにWinGetをインストールする手順を示す。WinGetは、Windows OS上で動作する、コマンドライン操作型のパッケージ管理ツール。パッケージ管理ツールのおもな仕事はソフトウェアのインストール・アンインストール・リストアップ・アップデート。

WinGetの操作はマウスでアイコンをクリックするのではなく、シェル上でコマンド(文字列)を入力して行う。視覚的な操作ではないため、最初はとっつきにくいかもしれない。文字列入力で処理できることの利点として、文字列のコピー&ペーストで説明ができる・インストールやアップデートの際に配布元サイトを検索・訪問しなくてよい、などがある。

準備

  • ✓ なし
  • ✓ 動作確認した環境はこちら

インストール

2とおりの方法を紹介する。

1. サイトから直接ダウンロードする方法

Download & Install Microsoft.DesktopAppInstaller.

  1. サイト訪問: Latest Release of Windows Package Manager · microsoft/winget-cli
  2. スクロール:“Assets"の項目まで下へ移動
  3. ダウンロード: Microsoft.DesktopAppInstaller_8wekyb3d8bbwe.msixbundle
  4. インストール

2. PowerShellを用いた方法

シェルの操作になれた人向けの方法。 管理者権限でPowerShellを立ち上げ、以下実行:

function Install-WinGet {
    Invoke-WebRequest -Uri https://aka.ms/getwinget -OutFile Microsoft.DesktopAppInstaller_8wekyb3d8bbwe.msixbundle
    Add-AppxPackage -RegisterByFamilyName -MainPackage Microsoft.DesktopAppInstaller_8wekyb3d8bbwe
}
Install-WinGet

確認

  1. 新たにPowerShellまたはコマンドプロンプトを開く
    • WIN+Rcmdまたはpowershellまたはpwshと入力
  2. コマンド winget --version を入力し、バージョン情報が出力されればインストール完了
winget --version
v1.9.25200

用語

WinGet

Windows OS上で動作するコマンドライン・パッケージ管理ツール。パッケージ管理ツールのおもな仕事は、ソフトウェアのインストール・アップデート・依存関係の解決など。同じことはソフトウェアの配布元サイトへアクセスしてダウンロードする方式でも実現できる。

Add-AppxPackage (Appx)

PowerShellコマンド。このコマンドのおもな仕事は、引数に指定したアプリパッケージ(.msix, .appx)をユーザーアカウントに追加すること。

Invoke-WebRequest

PowerShellコマンド。このコマンドのおもな仕事は、インターネット上のWebサイトからファイルをダウンロードすること。

リンク